東証は7月25日、ほくほくフィナンシャルグループ傘下の北陸銀行(富山市)、北海道銀行(札幌市)の両行と、資本市場に関する連携促進のための基本協定を結んだと発表した。国内の金融機関と東証がこのような協定を締結するのは初めての事例となる。
北陸銀行と北海道銀行は 平成16年9月に経営統合を行い、株式会社ほくほくフィナンシャルグループの一員として、「地域共栄」・「公正堅実」・「進取創造」という経営理念のもと、経営資源を最大限に活用し、総合金融サービスの質を一層高め、地域に「親しまれ、頼りにされる銀行」を目指している。
両行及び東証は、両行の営業地域での企業の株式上場の促進、投資教育の強化などを行うことを目的として、協力して活動を進めて行く。また、資本市場に関連する様々な分野において情報交換や知見の共有を図り、人材交流を通じた協力体制の構築も行って行く予定。
【北陸銀行】
<平成29年3月末現在 店舗数は平成29年6月末現在>
設立:昭和18年7月31日
店舗数等:国内 187(本支店145、出張所42)
海外 6(駐在員事務所6)
従業員:2,770人
総資産:7兆3,293億円
預金:6兆2,433億円(譲渡性預金を含む)
貸出金:4兆4,676億円
自己資本比率:8.74%
【北海道銀行】
<平成29年3月末現在 店舗数は平成29年6月末現在>
設立:昭和26年3月
店舗数等:
店舗数142(本支店136・出張所6)
海外駐在員事務所3ヵ所
従業員数:2,249人
総資産:5兆516億円
預金:4兆4,876億円
貸出金:3兆3,207億円
自己資本比率:9.34%
参考:
東証プレスリリース