株式会社百五銀行は、地方創生への取組みの一環として、三重県と「働き方改革に係る包括連携に関する協定」を8月1日に締結した。銀行と県との働き方改革についての包括連携協定は、全国初の取組みとなる。
本協定の締結により、双方が密接に連携しながら三重県内の「働き方改革」の推進において、働き方改革に関する「各種セミナーなどの共同開催」や「県内推進企業の取組事例の共有」、銀行支店網を通じた各種施策の共同PRなどを中心として包括的に取り組み、地域全体の働き方改革の推進につなげていく。
連携・協力内容は下記の通り
（１）労働者の処遇の改善・ワーク・ライフ・バランスの推進に関すること。
（２）雇用の促進に関すること。
（３）人材の確保、育成、定着に関すること。
（４）多様な働き方に関すること。
（５）労働生産性の向上に関すること。
（６）三重県の施策のＰＲに関すること。
（７）その他働き方改革を推進すること。
また、百五銀行では平成28年4月から「働き方改革推進室」を設置し、組織全体の意識改革に取り組み、限られた時間で成果を出す体制の構築や、多様な働き方ができる環境の整備をめざし、カエル・プロジェクト（※）の取組みも進めている。
※カエル・プロジェクト：
百五銀行では、多様な働き方へ対応するために、平成28年4月に「働き方改革推進室」を設置し、育児や介護で時間制約のある従業員など、一人ひとりの属性や働く条件の多様性（ダイバーシティー）を積極的に受け入れ、仕事と家庭の両立支援をめざして、柔軟かつ公平に働ける仕組みづくりを進めている。
「カエル・プロジェクト」では、「意識をカエル」「業務手順をカエル」「早くカエル」「制度をカエル」という観点から、幅広い取組みを行っている。
【株式会社百五銀行】
創立：明治11（1878）年11月19日
本店所在地：三重県津市岩田21番27号
代表者：取締役頭取 伊藤 歳恭
資本金：200億円
従業員数：2,480名
店舗数：135か店、海外駐在員事務所3拠点
総資産：5兆5,178億円
預金残高：4兆5,519億円
貸出金残高：2兆9,407億円
単体自己資本比率：9.52％（国内基準）
連結自己資本比率：9.91％（国内基準）
