TAC、融資先の事業性を適切に評価できる「金融系人材」を育成
BizReach Regional
2017/04/27 (木) - 12:00

資格取得の専門予備校TACが、「金融系人材」の育成を目的とした新しい検定試験の創設と検定試験対策講座を新たに開講することを発表した。

地域経済の活性化は国が抱える重要課題の一つであり、それを実現するためには、地域企業の持続的な成長が必要不可欠。そのため、金融機関は、企業に十分な担保や保証が無くてもその企業の将来性やその地域における企業の存在意義などを適切に評価し、融資に対し柔軟な姿勢で対応することを、金融庁から求められている。

そこで、同社では、地域の期待に応えられる「金融系人材」を1人でも多く輩出するべく、新たな金融検定試験及びその検定対策講座を開講。融資先の事業性を目利きできる能力に長けた人材の育成を通じて、地域経済の活性化はもちろん、社会に貢献していくことを目的とする。

対策講座は、以下の3つの科目から実施。
1. 知識科目(企業財務、企業法務、企業経営・企業支援、生産管理の4分野)
2. 実践科目(事業性評価)
3. 対話力向上講習(対話力・質問力を向上するための一日集合研修)

対策講座開講及び実施時期
1. 知識科目:5月より販売開始、Web通信講座配信開始
2. 実践科目:5月より販売開始、7月上旬よりWeb通信講座配信開始(予定)
3. 対話力向上講習:20181月上旬より申込開始、1月下旬?2月下旬に教室講座で実施

検定試験について
検定試験名:金融人材・企業経営アドバイザー検定(仮称)
実施団体:一般社団法人
日本金融人材教育協会(仮称、2017年秋頃設立予定)
試験実施日:
2017123日(日)※2018年以降、年2回(夏・冬)実施予定
試験会場:東京、大阪、名古屋(予定)

 

参考:
【検定試験の詳細】
 http://web.tac-school.co.jp/cfo/course/about_fhrcma.html
【対策講座の詳細】
 http://web.tac-school.co.jp/cfo/course/cpd_045.html

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