日本政府観光局(JNTO)と地域経済活性化支援機構(REVIC)は、「古民家などの歴史的資源を活用した訪日外国人旅行者の地方誘致促進のための連携協定」を締結した。
REVICは2009年に「企業再生支援機構」として設立された官民ファンド。両者はこの提携により、訪日外国人旅行者の地方分散に向けて観光復興に取り組む。具体的には、古民家のブランド化や地域資源としての活用を通じ、歴史的な街並みやその地域ならではの文化体験ができる滞在型ツーリズムを展開するもの。あわせて地域活性化モデルの構築も目指す。
協定の締結期間は、2017年4月18日より1年間。その間、古民家などの敵視的資源に関するインバウンド誘致に関する海外発信や調査・情報収集、海外に向けた観光施設の効果的な情報発信などを進めていく予定。第一弾としては、REVICが出資した古民家再生事業者のKiraku Japanが、宮城県日南市で今月末に開業する宿泊施設「勝目邸(同市飫肥6丁目、延べ床面積98平方メートル)」などについて、海外への情報発信に取り組む。
参考:
騒客創人によるまちづくり?平成28年度の具体的取組?
Kiraku Collection https://www.kiraku.co/ja