東京大学が地方自治体と連携し「フィールドスタディ型政策協働プログラム」を開始した。
本プログラムは、
(1)県ならびに、特定の市、町、村などに出かけ、一定期間滞在し、現地の人たちの声を聞き、具体的なニーズを発掘する
(2)東京大学の多様な研究者と専門家に相談したり、図書館などの学内所蔵の資料、データを渉猟し、さらには仲間と討議熟考する
(3)その上で課題解決の道筋を自治体及び地域の皆さんに提案する
という三つのプロセスによって構成されるプログラムで、これらの取り組みは事前調査、現地活動、事後調査など一年を通じて行われる。
東京大学は、社会が大きな転換期にある今、多様な関係者と協働しながら、政策を立案・実行できる人材の育成は、日本社会の喫緊の課題であるとし、本プログラムを通じ、東京大学は、社会的課題に果敢にチャレンジするリーダー人材を育成することを目的としている。
※ 参加地方自治体:青森県、石川県、福井県、山梨県、長野県、三重県、鳥取県、高知県、宮崎県、鹿児島県(4/21現在・順不同)