三重県南伊勢町と総合教育サービス事業を展開する株式会社やる気スイッチグループホールディングス (以下、やる気スイッチグループ)は、産官連携事業として、過疎地域の活性化につなぐ保育・子育て環境の魅力化を主軸にした「子育て支援協定」を締結したことを発表した。
地方集落での少子高齢化や過疎化といった構造的な問題が深刻化する昨今、少子高齢化や過疎化に直面する南伊勢町では、地方創生の重点施策として子育て環境整備(保育・幼児教育)・住まいづくり・仕事づくり(雇用創出・就業支援・事業開発)に取り組んでいる。
今回の「子育て支援協定」は、このうち保育・子育て環境において、幼児期における学びの芽生えと生きる力を育む環境を整えることで、取り組みの第一弾として、三重県南伊勢町の公立保育所において、保育の中に英語を取り入れていくという。
南伊勢町は、地域活性化のためにさまざまな町づくり事業を行っており、今回の公立保育所での新たなチャレンジも子育て支援事業の一環として計画された。また南伊勢町は、本事業に従事するネイティブ、バイリンガル人材の採用において、総務省が行う、都市地域から過疎地域への移住を促進する、「地域おこし協力隊」制度も活用する予定。
やる気スイッチグループは、今回の「子育て支援協定」により、やる気スイッチグループの幅広い教育プログラムや指導ノウハウを南伊勢町に提供していくという。