独立行政法人中小企業基盤整備機構(略称:中小機構)は、中小企業・小規模事業者の円滑な事業承継を促進することを目的に、「令和元年度 事業承継フォーラム」を11月26日(火曜)に東京都、12月9日(月曜)に大阪府にて開催する。
中小企業経営者の年齢は2018年には69歳が最も多く、中小企業庁によると、2025年までに約245万人の経営者が70歳を超え、その半数の約127万人が後継者未定とされている。
また、事業承継に際しての後継者育成には5~10年の期間が必要といわれており、円滑な事業承継には出来る限り早い時期に計画的に取り組むことが必要とされている。
中小機構では、これまで10年間にわたり、円滑な事業承継を促進することも目的とした「事業承継フォーラム」を開催しており、延べ4千人以上が参加している。今年度は「想いと信頼を未来へつなぐ」をテーマに開催する。
■開催・募集概要
主催:
独立行政法人中小企業基盤整備機構
後援:
中小企業庁(予定)、金融庁、関東経済産業局(東京開催)、近畿経済産業局(大阪開催)
日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、(一社)全国地方銀行協 会、(一社)第二地方銀行協会、(一社)全国信用金庫協会、(一社)全国信用組合中央協会、全国信用協同組合連合会、(株)日本政策金融公庫
日時・場所:
(1)東京開催(定員300名)
開催日時:令和元年11月26日(火曜) 13:30~17:00(開場13:00)
開催会場:ベルサール神田(東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル2階)
(2)大阪開催(定員150名)
開催日時:令和元年12月9日(月曜) 13:30~17:00(開場13:00)
開催会場:ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター ホールA
(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館 地下2階)
主な内容:
今年度の事業承継フォーラムでは、基調講演において、菊正宗酒造株式会社の代表取締役会長 嘉納 毅人 氏による「事業継続を可能にする経営のあり方とは」の講演があります。また、パネルディスカッションでは、経営者と後継者(東京:株式会社アイ電子工業、株式会社ロックシステム 大阪:千房株式会社、株式会社山正)が登壇し、それぞれの経験や想いを共有することで、円滑な事業承継を行う鍵を探ります。
詳細・参加登録:
以下、ウェブサイトをご確認ください。
https://jsf.smrj.go.jp
<独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)>
中小機構は、日本の中小企業政策の総合的かつ中核的な実施機関として、全国の中小企業への支援をトータルで行う経済産業省所管の独立行政法人です。生産性向上や事業承継など様々な課題を抱える中小企業に対して、創業、販路開拓、海外展開、人材育成、事業引継ぎ、その他経営面での助言、情報提供、並びに共済制度、ファンドを通じた資金提供など多様な支援を実施しています。
HP:https://www.smrj.go.jp/