NECは、地方公共団体が新型コロナウイルスに関する住民からの問い合わせに円滑に対応できるよう、AIチャットボット「NEC自動応答」(注1)を全国の地方公共団体に無償で提供する事を発表した。
新型コロナウイルスの日本国内の感染者数の増加に伴い、大規模イベントの中止やサプライチェーンの混乱など社会・経済への影響が出始めており、官民を挙げた対策が急務となっている。
そこで、NECは新型コロナウイルスに関する問い合わせに対応したAIチャットボット「NEC自動応答」を本年4月末まで希望される地方公共団体へ無償で提供していく(注2)。
AIチャットボットにより、住民はスマートフォンやパソコンなどから時間・場所を選ばずに行政に問い合わせることができ、問い合わせを受ける地方自治体も自動で応答できることから、職員の負担軽減につながる。また、既に多くの地方公共団体での導入実績があることから、迅速な立ち上げが可能だという。
NECは、地方公共団体におけるデジタル化を推進することで、ICTの力で新型コロナウイルスなどの感染症や自然災害など有事への備え・対応を支援していくという。
新型コロナウイルスに関する問い合わせに対応したAIチャットボットのお申し込み
https://contact.nec.com/http-jpn.nec.com_tb_019kokyo_kokyonet_chatbot-w/
注1:AIチャットボット「NEC 自動応答」は、NEC独自のAI技術(テキスト含意認識技術)を活用し、多様な表現を認識し、問合せに高精度・高速に回答します。
注2:対応するICTリソースに限りがあるため、お申込み状況によっては終了させていただく場合があります。また、地方公共団体のICT環境により利用できない場合があります。