ご近所SNS「マチマチ」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援するため、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の活用事例を公開し、地方自治体との連携を開始した。
新型コロナウイルスの影響により飲食店や宿泊・観光業をはじめ多くのローカルビジネスが経済的困難に直面しているが、マチマチ上でも、住民から「テイクアウトを利用して地元飲食店を応援したい」という声や「自分が感染者になったときに子どもを預けられるサービスが知りたい」という悩みの投稿が多く見られるようになった。
こうした状況をうけ、マチマチでは、5月1日に内閣府より発表された「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」に対応するマチマチ活用方法を交えた事例集の公開に至った。
事例集では、新型コロナウイルスの段階別対策、新型コロナウイルスに対応する住民同士の共助、感染者の子供と家庭的保育事業のマッチングなどの事例を掲載している。
マチマチは、2020年5月時点で、東京、埼玉、神奈川、千葉、茨城、愛知、静岡、岐阜、大阪、兵庫、秋田、長崎、香川各県より29の自治体と提携している。
今後もマチマチは、新型コロナウイルスの影響によりお困りの住民、団体、企業、自治体がオンラインでつながる環境を整え、地域住民間の助け合いをサポートしていくという。