三重県鳥羽市(以下「鳥羽市」)と、合同会社DMM.com(以下DMM)は、市民サービスの向上と鳥羽市の発展を図ることを目的として、相互に連携・協力することについて、包括連携協定を締結した。
紀伊半島の東端にある人口約1万8000人の鳥羽市は、伊勢神宮の宿泊地として発展し、豊かな海の恵みを求めて年間400万人以上の方が訪れる観光地だ。今回の包括連携協定では、動画配信、FX、英会話、ゲームなど40以上の事業を展開しているDMMのノウハウやテクノロジーを活かし、新たな産業や事業の創出、地域課題の解決をすることで、鳥羽市全体の地方創生及び地域活性化に取り組む。
また、地方公共団体が、三大都市圏に所在する民間企業等の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を活かし、地域独自の魅力や価値の向上等につながる業務に従事してもらう「地域おこし企業人交流プログラム」を活用し、DMMの社員を鳥羽市へ1名派遣することで、さらなる官民連携の強化を図る。
【協定に基づく連携事項】
(1)鳥羽中央公園及びその周辺や施設の利活用に関すること
(2)市民の健康づくりに関すること
(3)IT技術を活用した市民サービスに関すること
(4)産業振興に関すること
(5)離島振興に関すること
(6)財源確保に関すること
(7)その他地方創生に資すること及び市民サービスの向上に関すること
【地域おこし企業人交流プログラム 業務内容】
DMMが社員を鳥羽市へ1名派遣し、以下業務に従事する。
(1)鳥羽中央公園およびその周辺や施設の利活用に関するプロジェクト
(2)「とばびと活躍プロジェクト」検討会議への参画
(3)生涯いきいき事業の推進
(健康増進、スポーツ、生涯学習推進、ICT教育等の推進)
(4)関係人口の創出事業の推進
(とばファンクラブ、ふるさと納税、鳥羽みなとまつり、ワーケーション等の推進)