株式会社ビートルが、ワーケーション(※)に関する意識調査アンケートを、全国の若年層女性・国内旅行や写真を趣味とする女性471名に実施した。調査では「ワーケーションをしてみたいか」「ワーケーションをするならどんな場所に行きたいか」「現在の仕事はリモートワークが可能か」などワーケーションに関するアンケートを行った。
※ワーケーションとは、ワーク(労働)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語。観光地やリゾート地など好きな場所で旅行をしながらリモートワークをする働き方のこと。
【86.4%が『今後ワーケーションをしてみたい』と回答】
『今後ワーケーションをしてみたい』と回答した割合は、86.4%と非常に高く、現在の若年層女性はワーケーションに強い興味を持っていることが分かる。
【ワーケーションを行う場所は「温泉地」・「のどかな田舎町」が人気】
「ワーケーションをするならどんな場所に行きたいか(複数回答可)」に対して、「温泉地」と回答した人は、全体の74.5%、「のどかな田舎町」と回答した人は全体の62.8%と高い割合であることに対し、「有名な観光地」と回答した人は、全体の37.8%、また「華やかな都会」を希望した方は全体の17.8%という結果だった。
有名な観光地や都会よりも、「田舎町」が人気という結果はワーケーションならではの特徴である。「田舎」と言われる市町村であっても、ワーケーションという新たな働き方に焦点を当てることで、観光誘客が可能であると考えられる。
【ワーケーションの壁は「情報不足」】
「ワーケーションに関する不安なことはありますか(複数回答可)」という質問では、「金銭面がどのくらいかかるかわからない」が71.8%と最も多い回答で、その他には「ワーケーションが初めてなので不安」が全体の40.1%、「車の運転ができないので交通アクセスが不安」が全体の35.2%と続いている。
これらの結果から、ワーケーションは、新しい働き方であることもあり、経済面や実体験の情報など、情報不足が課題となっていることがわかった。