ランサーズ株式会社(以下「ランサーズ」)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による急速なテレワーク拡大や働き方の多様化を受け、全国の10~70代の登録者に対し、実態を把握する調査を実施した。「2020年に自身の働き方を変えた人」は回答者のうち約40%となりました。
さらに2020年に話題になった働き方及び、2021年に流行りそうな働き方を尋ねた結果から『働き方トレンドランキング 2020』及び『働き方トレンド予想ランキング 2021』も発表。『働き方トレンド予想ランキング 2021』では、地方在住者が首都圏の企業と協業する働き方「地方在住型ワーク」が1位という結果となった。
【調査背景】
「ProFuture株式会社/HR総研」の調査によると、企業の人事に「多様な働き方」の実現に向けて、どのような施策に取り組んでいるのかと尋ねたところ、「多様な勤務時間の導入」が最多で67%。次いで「テレワーク」が55%、「柔軟な勤務制度の導入」が54%となっており、6割前後の企業で時間と場所に関する多様な働き方の導入に取り組んでいることが分かった。
このように働き方の多様化が急速に進む中、2020年にどういった働き方が話題になったのか、2021年はどういった働き方が流行るのか、実態を把握するために調査を実施。一般社団法人日本記念日協会に登録されている「フリーランスの日」である本日12月16日に、今後も新しい働き方が広がり、自分らしい働き方に出会える方が増えることを願い、ランキング形式で結果を発表することとなった。
参考URL:『多様な働き方の実施状況に関するアンケート』(https://hr-souken.jp/research/986/ )
【2020年に自身の働き方を変えた人」は約40%】
2020年11月に実施したランサーズ登録者への調査によると、「2020年に自身の働き方を変えた人」は回答者のうち約40%であり、副業・フリーランスとして働き始めた人や起業をした人がいることが判明した。
【ランキング結果】
2020年に話題になった働き方についてのワード33個の中で特に話題になったと思うワードをランサーズ登録者に尋ねたところ、1位「テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)」、2位「オンライン会議(ツール)」、3位「副業」という結果となった。
出典:『ランサーズ社の働き方トレンドランキング 2020』
【新しい働き方研究所 所長(ランサーズ取締役)曽根秀晶氏の考察】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)もあり、時間と場所にとらわれない働き方が今年は急速に広まりました。2017年までは1割程度の普及率(※4)だったテレワークを今年は7割近くの個人が経験したという調査結果もございます(※5)。インターネットの普及率が1割から7割に高まるまで約10年、スマートフォンの普及においては6~7年かかった(※6)ことを考えても、この変化は人々の働き方における「ニューノーマル」として新たに習慣づけるものだったと言えるでしょう。
『働き方トレンド予想ランキング2021』で1位となった「地方在住型ワーク」も、時間と場所にとらわれない働き方が広まってきた中で話題になりました。企業のDX推進や個人のオンラインワークがより普及すれば、誰もが場所に関係なく地方でも海外でも仕事をすることができるようになっていきます。2021年は個人の働き方、そしてさらに生き方の選択肢がさらに広がっていくと考えています。
※4〜6: 出典元 『総務省「通信利用動向調査」各年版』
【調査概要】
調査時期:2020年11月3日(金)~25日(水)
調査対象:ランサーズにランサー(受注者)として登録している個人
調査方法:ランサーズ登録者へのアンケート調査
有効回答数:1,207名
出典(ランサーズ社)
【ランキング概要】
調査時期:2020年12月3日(木)~6日(日)
調査対象:ランサーズにランサー(受注者)として登録している個人
調査方法:「Lancers」を用いたオンライン調査
有効回答数:470名
出典(ランサーズ社)