株式会社LASSIC（ラシック）が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所（テレリモ総研）」が、テレワーク実施後の「睡眠時間」に関するアンケート結果を公開しました。
通勤時間がなくなることで出勤時間や退勤時間に縛られず、自分のペースで仕事を進められるのも利点とされるテレワーク。「就業ギリギリまで寝ていられるようになり睡眠時間が増えた」という声がある一方、リモート環境で同僚や上司からの抑止が働きづらく、仕事に没頭するあまり睡眠時間が削られている……といった人もいるようだ。
実際、テレワークによって睡眠時間が増えた人、減った人どちらが多いのか。そこで、今回の「睡眠時間の増減」について意識調査が行われた。
【Q.テレワーク実施後、睡眠時間は変わりましたか？】
最も多かった回答は「睡眠時間は変わらない」62.12％だった。働き方をコントロールしやすくなっても、寝る時間などのライフスタイルは大きく変化していないようです。テレワークで浮いた時間は、睡眠時間ではなく家事や育児、趣味、自己研鑽などに有効活用している方が多いのかもしれない。
一方、睡眠時間の変化を「男女別×年代別」に分けると全体結果とは異なる傾向も見えてきました。
【Q.テレワーク実施後、睡眠時間は変わりましたか？（男女別×年代別）】
最も特徴的なのが「女性×20‐29歳」で、「睡眠時間が増えた」という回答が60.33%と、過半数以上を占め、唯一「変わらない」を上回る結果であった。理由としては、テレワークでは出社の必要がないことから、身支度に割いていた時間が無くなり、起床時間に余裕が生じているのかもしれない。また近年の晩婚化・晩産化により、第一子出生時の母の平均年齢が30.7歳であることなどから20‐29歳の年代層では子育て世帯の割合が少ないことも影響している可能性がありそうだ。
詳しい調査結果はこちら：https://teleremo.net/?p=49
■調査概要
調査期間：2020年9月1日～2020年9月4日
調査対象：全国20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1077名
調査方法：インターネット調査
