企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を展開する株式会社ローンディールは、レンタル移籍(※)の事例として、トレンドマイクロ株式会社から2社へのレンタル移籍が決定したことを発表した。
トレンドマイクロは、社外経験を活用した次世代リーダーの育成、さらには情報セキュリティに専門性を持った人材の流動化によりエコシステムを構築するという構想に基づき2名が選抜され、2017年7月から株式会社マツリカ、大井川鐵道株式会社の2社にレンタル移籍が決定した。
株式会社マツリカに移籍するのは32歳男性で、トレンドマイクロではシニアエンジニアとしてエンタープライズ製品の顧客サポート業務を担当しており、本人のマーケティング経験を積みたいという要望もあり今回の移籍が実現した。
大井川鐵道株式会社へ移籍移籍するのは37歳、課長職2年目の男性で、トレンドマイクロの事業領域を超えてビジネスや経営全体の理解を深めることを目的として、大井川鐡道への移籍を選択した。
いずれも、2017年7月~2018年6月まで1年間のレンタル移籍となっており、移籍先企業で新しい価値を創りだす経験を通じて、イノベーションを起こせる次世代リーダーを育成を目標としている。
今後も、ローンディールはレンタル移籍プラットフォームを通して、「日本的な人材流動化」の実現に取り組み、企業の人材育成や新規事業創出に貢献していくことを目指す。
※:レンタル移籍:出向等の企業間契約に基づいて、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組み。貸出企業の人材育成、受入企業の人材増強を目的として活用し、現在は主に大企業からベンチャー企業へのレンタル移籍が中心となっている。