株式会社CAMPFIREは、株式会社サーチフィールドが運営する地域特化型クラウドファンディングサービス「FAAVO(ファーボ)」の事業譲受に関して基本合意。「FAAVO」と「CAMPFIRE × LOCAL」2つのサービスを統合し、地域特化型クラウドファンディングサービスとして日本最大となる「FAAVO by CAMPFIRE(ファーボバイキャンプファイヤー)」を、2018年5月目処に提供を開始する。
本事業譲受により、CAMPFIREとFAAVOを合計したパートナー数は全国360団体(48の提携金融機関・52の提携自治体含む)、流通総額は56.4億円と、どちらも国内のクラウドファンディングサービスで最大となる。(※2018.4.3 発表日時点)2020年までにパートナー数を現在の360から1,000まで拡大させ、より多くの現地事業者と連携することで、地域のクラウドファンディングの活用を促進を目指す。
本サービスの提供開始を機に、FAAVO事業責任者の齋藤隆太氏がCAMPFIREに経営陣として参画し、「FAAVO by CAMPFIRE」の責任者に就任する。
今後は、「FAAVO by CAMPFIRE」としてより充実したパートナー制度でさらなる地域プロジェクトを開拓し、地方金融機関との連携を進めていく。
同時に、「CAMPFIREレンディング」によるソーシャルレンディングなど幅広い資金調達手段の提供や、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングの推進及び「FAAVO by CAMPFIRE」と「polca」の連携を検討しており、クラウドファンディングを主軸とした多様なサービスを提供し、「FAAVO by CAMPFIRE」及び「エフバイジー」の2020年の年間流通金額は65億円を目指すという。
すべての資金ニーズに応え、地域の活性化及びふるさと納税の活用を促進
CAMPFIREは、クラウドファンディング事業に加え、フレンドファンディングアプリ「polca(ポルカ)」や、評価型与信モデル融資「CAMPFIREレンディング」の運営など、「すべての資金ニーズに応える」ことを目的としたサービスを運営している。
この度、各地域を熟知した公式パートナーがプロジェクトのサポートを行う、CAMPFIRE運営の「CAMPFIRE × LOCAL」と、「まちから生まれるおもいをつなげる」をコンセプトにサーチフィールドが運営する「FAAVO」、2つの地域特化型クラウドファンディングを繋げ、地域からお金の流れをなめらかにすることを目指す。
同時に、FAAVOの姉妹サービスである、 ”自治体の取り組みで選ぶ” ふるさと納税ポータルサイト「エフバイジー(F×G)」の運営をCAMPFIREへ移管し、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングサービスを展開。CAMPFIREのノウハウを自治体に還元することでふるさと納税の活用促進を行っていく。
【「FAAVO by CAMPFIRE」開始に寄せて(要約)】
◆株式会社CAMPFIRE 代表取締役社長:家入一真
僕たちは2年前の2016年3月に、"地域"に特化したクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE × LOCAL」をリリースしました。今では、北海道から沖縄まで68の地域にパートナーを持ち、様々な挑戦をサポートしています。この動きをもっともっと活性化させていきたいと思っていた時に〈FAAVO〉の皆さんとディスカッションをする機会を得て、お互い共鳴する部分が非常に多い事を知りました。
<FAAVO>と<CAMPFIRE × LOCAL>は一つになり、<FAAVO by CAMPFIRE>という国内最大の地域特化型クラウドファンディングサービスとして動き始めます。そして、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングや、多数の地域金融機関との提携による真の金融包摂の実現に注力していきます。
<FAAVO by CAMPFIRE>は、地域で声を上げようとする方々の、小さな火を灯し続けていきます。
◆株式会社サーチフィールド 「FAAVO」事業責任者:齋藤隆太
都市部にいる地方出身者が地元と離れていてもつながりを保てる仕組みがないこと、一度地元を出てしまうと地元での新しい関係値を築きにくくなる現実。「もっと、毎日、地元や地方のことを考えてアクションを起こすことを普通にしたい」。そう思いたち、「今の地元」に普段からアクションできるサービスとして立ち上げたのがFAAVOです。
私たちが立ち上げるよりも1年早くサービスインしていたCAMPFIREはいつも私たちの目標でした。特に「小さな火を灯しつづける」という言葉は、まさにFAAVOが取り組んできた地域の小さな案件を大切にする、そんなスタンスが強く感じられます。
FAAVOは、社会の誰でもがクラウドファンディングを使えるように、本気で地域に根ざしたインフラにしていくために、丁寧に寄り添う「まちでいちばん身近なクラウドファンディング」として、CAMPFIREとタッグを組んでこれからの地域社会をしっかりと見つめながら、リードしていきたいと思います。
・「FAAVO by CAMPFIRE」開始に寄せて
全文はこちら→https://mag.camp-fire.jp/22222/
【「CAMPFIRE」「FAAVO」サービス詳細】
◆クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」
国内No.1の掲載数、PV数を有する購入型クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を2011年より運営。 CAMPFIREはあらゆるファイナンスニーズに応えるべく、 “資金調達の民主化” をミッションに、 個人やクリエイター、 企業、 NPO、 大学、 地方自治体など、 様々な挑戦を後押ししております。これまでに11,000件以上のプロジェクトを掲載し、支援者数は延べ46万人以上、流通金額は46億円に達しました。
CAMPFIREは、1人でも多く・1円でも多くお金がなめらかに流通する世界を目指して、クラウドファンディング「CAMPFIRE」「FAAVO by CAMPFIRE」に加え「CAMPFIREレンディング」「polca(ポルカ)」を通じ、CAMPFIRE経済圏をつくって参ります。
・クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」:https://camp-fire.jp
・地域活性型クラウドファンディング「CAMPFIRE × LOCAL」:https://local.camp-fire.jp/
◆地域特化型クラウドファンディングサービス「FAAVO」
2012年6月に開始した地域に特化したクラウドファンディングサービス。地域を盛り上げるクラウドファンディングサービスをあまねく全国に広げるため、現地の事業者、行政、金融機関などと連携し、FAAVOの運営を委託するエリアオーナー制度を設けていることが最大の特長。約1500件のプロジェクト、約8.5億円を地域に還元。(※2018年3月現在)
地域×クラウドファンディングサービス「FAAVO」:https://faavo.jp