静岡県富士宮市と静岡ガス株式会社は、世界文化遺産登録5周年を迎えた富士山や構成資産等を訪れる観光客の増加による富士宮市中心市街地の駐車場不足を、官民協働で解消することを柱とした地域活性化の連携協定を締結したことを発表した。
本協定により、富士宮市は、中心市街地にある富士山本宮浅間大社や静岡県富士山世界遺産センター周辺に点在する未利用の駐車場のオーナーに、静岡ガスの駐車場シェアサービス「SHIZGASエネリアパーキング」※への登録を呼びかけていく。
また、静岡ガスは、富士宮市を訪れる車の利用者からの駐車場予約と決済をフォローすることで、富士宮市と連携し中心市街地の駐車場利用を広く促していく。
7月10日には富士山の静岡県側登山口の開山を控えるほか、昨年12月に開館した県富士山世界遺産センターは半年で約30万人が来館する静岡県東部の主要施設になっている。県外からも予約・利用できる駐車場サービスの導入で観光客の利便性を向上するとともに、富士宮市中心市街地の回遊性を高める効果が期待されている。
本協定を機に、富士宮市と静岡ガスはこれまで以上に連携し、地域の活性化や新しい市民サービスの創出にむけて取り組みを進めていくという。
※「SHIZGASエネリアパーキング」
https://shizgas-enarea-parking.nokisaki.com/