イオン株式会社は、10月31日未明に起きた大規模な火災により世界遺産である首里城が甚大な被害を受けたことに対して、ご当地WAON「首里城WAON」(以下、同カード)の寄付金額を通常の10倍にすることを発表した。
同カードは2010年から発行している地域貢献型電子マネーで、利用金額の0.1%をイオンより一般財団法人美ら島財団の「首里城基金」に寄付し、首里城の歴史と文化に関する研究や県内外に流失した文化遺産の調査、収集、保存、そして首里城に関する知識の普及啓発に活用されている。
この数日間、同カードの利用や、カードを購入する利用者が急増しており、イオンは買い物を通じて首里城を支援したいという利用者の声に応え、11月1日(金)から同カードの寄付金額を通常ご利用金額の0.1%から10倍の1%に引上げる。
また、貴重な文化遺産である首里城が一日でも早く元の姿に蘇ることを願い、11月1日(金)よりイオンの店頭にて「首里城支援募金」の設置や、イオン銀行口座やWAONPOINTを活用した支援募金も受け付けており、首里城の復興支援をグループ挙げて取り組んでいくという。
「首里城WAON」について
発行日:2010年7月1日
発行手数料:1枚300円(税込)
累計発行枚数:8万8千枚(2019年9月末現在)
利用可能箇所:全国約51万箇所(2019年9月末現在)
寄付先:一般財団法人美ら島財団の「首里城基金」
寄付率10倍の対象期間:
2019年11月1日(金)~2020年2月29日(土)
※2019年2月まで「首里城WAON」の累計寄付金額2,994万8132円
※イオンの『首里城支援の活動』について
https://www.waon.net/info/20191101_shurijou-visit/