経験とスキルを活かしてUターン転職。自然豊かな松江の魅力とは
株式会社産機 佐藤 智則さん
GLOCAL MISSION Times 編集部
2023/03/22 (水) - 00:00

海外経験を経て、松江へUターン転職を決めた佐藤さん。クレーンの製造販売を手掛ける株式会社産機に入社し、営業職として活躍しています。故郷、松江市の暮らしやその魅力についてうかがいました。

まず、自己紹介をお願いします。

生まれは奥出雲町ですが、幼稚園からは松江で育ちました。

市内の高専を卒業しまして、建設機械メーカーに就職し、明石で17~8年間、その後シンガポールに駐在して、一度松江に帰りました。その後、別会社で中国に赴任した後、神奈川に戻り、昨年の9月に今の産機に入社しました。

なぜUターンを決めたのでしょうか?

両親を亡くしており、一人っ子で自由の身です。もう一度、海外へと思い中国に行きましたが、年齢や島根に家があることもあって、Uターンすることにしました。

人材会社を利用するのは初めてでしたが、前の会社とのつながりで紹介していただいたので、かなりスムーズに決まりましたね。

産機さんへの就職の決め手は?

建設機械メーカーにいた頃は、移動式クレーンを製造していたのですが、産機では天井クレーンということで、経験とスキルが合致しました。また、シンガポールに赴任していたとき、インドネシアを担当していたのですが、産機にもインドネシアに工場があると知りマッチする感覚があったんです。

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産機さんに入社されて良かった点はありますか?

今は営業職で、県内外で新規開拓をしているのですが、少人数なので、やることがスピーディーに回っている感じがします。営業だけでなく、機械の点検も自分で行いますし、何でもやらないといけません。それが楽しく感じています。

会社全体をみてポテンシャルを感じる部分はありましたか?

クレーンメーカーは減少傾向ですし、高齢化が進んでいる業界らしいのですが、その中では若い人が多い印象です。この会社には、まだ4ヵ月くらいしかいないので、まだまだ慣れていません。他の部署との連携もこれからです。

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松江での暮らしはどうですか?

家があるとはいえ、職場から遠いので、会社の近くに家を借りています。ただ、出身中学の校区内で、幼馴染もいるので昔に戻ったみたいです。

車がないと生活ができない場所だとは思っているので、移住する方はアクセスは確認したほうがよいかもしれません。

松江市で好きな場所は?

山のほうで育ったので、山が好きですね。趣味はキャンプです。夏から行けてませんが、チャンスがあったらやりたいと思っています。

移住するにあたって、食べ物は大切だと思います。松江の食べ物は肉も海鮮もとてもおいしいですよ。日御碕のウニ丼がおすすめです。

宍道湖から見える夕日は最高ですし、国宝の松江城や武家屋敷のある通りも趣があります。

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宍道湖(夕日)

周りにUターンの方はいますか?

はい。みんな松江がいいと言っています。Uターン組は、個人事業主や飲食店の人が多いのですが、松江独特のゆったりしたライフスタイルが好きなのではないかと思います。

松江に興味を持たれている皆さんへのメッセージをお願いします。

都会から島根に移住するのは大変なことだと思います。

メジャーなお店が少なく、広島や神戸まで出ないと行けませんから、人によっては買い物の面では物足りないかもしれません。

それでも、ここは災害が少ないですし、松江から30分圏内に山や海などの自然が豊富にあるので、アウトドアが好きな人は楽しめると思います。時間の流れがゆっくりで、せかせかしていないのも松江の良いところ。穏やかに暮らしたい人には松江ライフはぴったりだと思います。

私自身、人とのつながりを感じられる松江に帰ってきて良かったと実感しています。

ゆっくり過ごせる場所ですし、美味しい食べ物やお酒もあります。

実際に見ないと分からないことが多いと思うので、ぜひ一度、松江に来ていただき、好きなことができる場所か確かめていただきたいですね。


島根県企業の求人や、企業・暮らしに関する情報は、特設サイトをご覧ください。


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