結婚を機に、東京からご主人の故郷である福井に移住した青木飛鳥さん。知らない土地での暮らしに不安はあったものの、人と人との繋がりの深さに癒され、不安は一蹴されたといいます。移住後も東京の会社でフルリモート勤務する青木さんに、越前市の魅力やおすすめのスポットなどについてお話しいただきました。
―まず、自己紹介をお願いいたします。
神奈川県出身で、結婚を機に夫の故郷である福井へ移住しました。東京にある医療機器メーカーに勤務していたのですが、移住後も引き続きフルリモートで仕事をしています。夫とは東京と福井のどちらに拠点を置くか、ずっと話し合ってきて、仕事面や将来的な環境を考え、福井への移住を決めました。たまたま、夫の祖母のご友人から越前市にある家を貸していただけることになり、今はそこに住んでいます。
―東京から移住して越前市の最初の印象は?
自然を身近に感じられる魅力的な場所だと思いました。家から見える日野山は絶景で、家にいながら雄大な自然に触れてリラックスできます。
福井は人と人との繋がりが深く、夫の両親や親戚だけでなく、友人やご近所の方も気さくに温かく接してくれるので、一度関わった人とはその後もずっと長く付き合っていけるような感覚が新鮮でした。誰かの自宅にお邪魔して、家族ぐるみで仲良くするような機会も増え、越前市に来てオープンマインドに切り替えられたように思います。
―フリモートで働かれているとのことですが、それが実現できている理由はありますか。
会社では市場のニーズを製品に反映させることを目的とした、開発に関わるマーケティングの仕事をしているので、居場所を問わず仕事ができる点はリモートワークに向いていました。コロナ禍によりリモートワークが確立し、フレキシブルな働きが認められている環境だったことも大きいですね。実際、越前市に移住することを会社に伝えたら、「ライフステージや環境が変わる中で、この仕事を続けることを選んでくれてありがとう。」と上司が言ってくださったことは強く印象に残っています。
フルリモートであってもきちんと成果を残して、実績を残せる人材になりたいですし、新しい働き方のロールモデルを目指したいと思います。
―移住には不安もあったかと思います。どのような点が心配でしたか。
正直なところ、分からないことが多く、不安はありました。福井には友達がいないので、自宅に閉じこもって、ひとりぼっちになるような気がしていたんです。でも、全然そんなことはありませんでしたけれど。怖いのはまだ経験していない冬ですね(笑)。
―移住の前に越前市には訪問されましたか?
夫の実家のある鯖江市や夫の祖父母の住む越前市を中心に、福井県には何回も遊びにいく機会がありました。縁もゆかりもないところに移住するのは難しいですよね。何回か足を運ぶきっかけがあると、一歩踏み出すのが楽になるかもしれません。
―越前市のおすすめのスポットがありましたら教えてください。
私は自然が大好きなので、気軽にキャンプやバーベキューを楽しめる環境があるところがおすすめです。広大な自然のなかで休日を過ごすのが好きですね。立地がいいのに、人で混みあっていないので、のびのびと過ごせます。
スポットでいうと、春は自宅近くの花筺(カキョウ)公園の桜や日野川の桜並木がとても綺麗なんです。こんなに素晴らしいところにコスパよくアクセスできるなんて贅沢ですよ。
―今後、越前市でどのような暮らしを目指していますか?
人と繋がりやすいところが越前市の良さのひとつ。大人になってからも、新しいつながりがつくれるところだと思っています。ですから、私もいろんな人と知り合ってコミュニティを広げ、もっと行動範囲を広げていきたいですね。それともう一つ、ゆくゆくは、海外の方に福井県の良さを知っていただけるような活動ができたらいいなと思っています。
―これから移住を検討している方にメッセージをお願いします
東京では、知らず知らずのうちに仕事中心の生活になっていたのですが、福井に来て、決して仕事は生活の中心ではないことに気づきました。家族との時間を持ったり、アクティビティを楽しんだり。健康的で心に余裕ができたような気がします。
子どもにはいろいろな経験をしてほしいと思っている子育て世代にも福井はいいだろうなと思うようになりました。
移住で生活が変わるのは大変なことのように思えますが、変わってしまえば意外と楽ですよ。いきなり移住するのではなく、お試しで1週間だけ来てみるところから始めてみるといいと思います。
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