株式会社七十七銀行、国立大学法人東北大学、株式会社東京証券取引所は、市場の活用等によるベンチャー企業および地域企業の成長支援や起業家人材育成の推進等に関する連携についての基本協定を締結したことを発表した。
地域金融機関、大学ならびに東証の三者による、地域経済発展に向けた連携の取組みは全国初となる。
七十七銀行と東北大学は、2007年1月に産学の連携を通じた地域の発展と地域経済活性化に資することを目的とした連携協力に関する協定を締結しており、地域企業に対する技術相談やベンチャーファンド設立への協力等の共同施策に取り組んでいた。
今回の協定では新たに東証との三者で協定を結ぶことにより、地域企業の更なる成長を支援し、震災からの創造的復興に取組む東北地域の経済活性化に貢献していくという。
具体的には、東証が運営する株式市場の活用に関して、上場を目指す企業に対する個別訪問による支援活動を皮切りに、2018年2月には、仙台市で開催される起業家週間の一環として株式上場をテーマとしたイベントの開催を予定している。
また、東北大学による地域企業に向けた事業イノベーション推進 プログラムである「地域イノベーションプロデューサー塾」や「アントレプレナー育成事業(EARTH on EDGE)」等と連携した事業プラン策定・実行の支援、学生・社会人等を対象とする金融リテラシー教育や人材交流を通じた協力体制の構築も推進していく。
【株式会社七十七銀行七十七銀行 会社概要】<2017年3月末現在>
預金(譲渡性預金含む):7兆8,214億円
貸出金:4兆4,503億円
自己資本比率(単体):10.48%
店舗数等(2017/3月末)拠点数:142(本支店137、出張所5)
会社HP:http://www.77bank.co.jp/