栃木県と株式会社JTB(以下 JTB)は、栃木県の県民サービスの向上や地域活性化に関する取組において、相互協力のもとに推進するため、「包括連携協定」を締結したことを発表した。
栃木県では、「人も地域も真に輝く 魅力あふれる元気な“とちぎ”」を目指し、県民、企業、行政等が一体となり、とちぎを元気にする各種プロジェクトに取り組んでいる。一方、JTBでは交流創造事業を事業ドメインとして、JTBならではのソリューション(商品・サービス・情報および仕組み)やネットワークを活用することで、地域が抱える社会課題を解決する「地域交流事業」に取り組んでいた。
今回の包括連携協定により栃木県とJTBは、下記8つの協定内容を踏まえて、特に栃木県における観光を軸とした交流人口の増加、それに伴う地域産業の活性化、2020年を見据えたスポーツによる活性化を目指していくという。
【主な協定内容】
(1)県ブランド及び観光の振興に関すること
・日本の旬北関東(2018年10月~2019年3月)における栃木県への誘客促進
・栃木県への観光客来訪促進のための特別宿泊プランの販売
・「本物の出会い 栃木パスポート」への協賛
(2)地域産業の振興・支援に関すること
・フードバレーとちぎの推進に関すること
・「とちぎのいいものまるごと商談会」の開催に関する協力
(3)地域及び暮らしの安全・安心の確保に関すること
・思いやり110番への協力
・営業車両へのマグネットステッカー掲出など交通安全啓発に関する協力
(4)高齢者及び障害者支援に関すること
・認知症サポーター養成講座の受講促進
・障害者が利用しやすい宿泊施設等に関する情報提供の協力
(5)健康の増進に関すること
・「健康長寿とちぎ応援企業」への登録
・がん検診受診率向上等の啓発に関する協力
(6)子育ての支援及び青少年の健全育成に関すること
・「とちぎの元気な子ども育て隊!!宣言」への応募
・「結婚応援企業」への登録・協力
(7)環境の保全に関すること
・「人、地域、企業、団体等の協働推進プロジェクト」への協力
・「COOL CHOICEとちぎ」県民運動の推進に関する協力
(8)その他、地域の活性化及び県民サービスの向上に関すること
・「とちぎ女性活躍応援団」への協力・推進
・「輝くとちぎの人づくり推進基金」への協力・推進