飛騨信用組合(本店:岐阜県高山市花岡町1丁目13番地1 理事長:大原誠)と国内最大の事業承継・M&Aマーケット「TRANBI(トランビ)」(URL: https://www.tranbi.com)を運営する株式会社トランビ(本社:東京都港区 代表取締役社長:高橋聡)が、事業承継問題を抱える中小事業者様への事業承継支援サービスの提供について、2018年7月18日より業務提携を開始。
本提携は岐阜県内の金融機関として初の提携であり、TRANBI(トランビ)の全国ネットワークを活用した事業承継支援サービスの拡大事例として、先進的なモデルになるものと期待される。
今回の業務提携により、飛騨信用組合は顧客に対して、「TRANBI(トランビ)」の全国ネットワークを活用したM&Aによる事業承継機会を提供。後継者問題に悩む中小企業経営者への事業承継支援サービスを強化する。
「TRANBI(トランビ)」の登録ユーザー数は1万社を超えるため、業種や事業規模に関わらず、優良な承継先候補となる事業者を提供することが可能になると考えられる。
業務提携締結後は、営業エリア内の中小事業者の事業承継・M&Aについて共同で推進。事業承継・M&Aセミナーの開催や飛騨信用組合の営業職員による顧客企業への「TRANBI(トランビ)」活用方法の紹介などを推進する。
今回の業務提携は、岐阜県内の金融機関の中で初の試みであり、地域の後継者問題の解決に向けた飛騨信用組合の課題認識と姿勢が伺える画期的な取り組みである。
??飛騨信用組合について
岐阜県飛騨・高山地方を営業地盤とし、地域のみなさまがお客さま・組合員となり、お互いに地域の発展を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関。(預金残高2,459億円、貸出金残高1,025億円:2017年3月31日現在)預金と融資を通じた地域貢献はもとより、地域密着型金融への取組みを強化している。具体的には、「FAAVO飛騨・高山(飛騨・高山地域に特化した購入型クラウドファウンディングのプラットフォーム)」の運営により、既存の資金供給メニューではフォローできなかったイベント開催費用・新規事業費用等の受け皿を提供しているほか、「BizCon.HIDA(ヒ゛ス゛コンヒタ゛)」では、各種経済団体や行政と連携し相談窓口を当組合に一本化することでコンサルティング機能の強化と競合金融機関との差別化を訴求。また、「飛騨・高山さるぼぼ結ファンド投資事業有限責任組合」を設立し、資本性資金の提供を通じて起業や新規事業展開を支援している。
こうした地域経済への積極的な貢献活動が評価され、「内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局」より表彰を受けるなど、地方創生につながる先進的な取組みが多くの注目を集めている。
??「TRANBI(トランビ)」について
現在大きな社会問題となっている廃業問題・事業承継問題に対して、オンラインM&Aという手段を活用して解決することを目的とした国内最大の事業承継・M&Aマーケット。(https://www.tranbi.com)
M&Aの一連のプロセスで最もコストを要するとされる買い手候補を探すプロセスをインターネット上のオープンプラットフォームを活用することで、従来の10分の1の期間で、平均10社以上の買い手候補からオファーを受けられるサービスだ。
2018年7月時点の登録ユーザー数は10,706社、累計M&A案件数1,403件、累計マッチング数5,285件、平均買い手候補社数10社となっており、名実ともに国内最大規模となっている。