神奈川県とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する、株式会社トラストバンク(以下「トラストバンク」)は、トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング」(以下GCF)において、新型コロナウイルス感染症対策を目的としたプロジェクトを開始した。
募集期間は2020年3月9日~2020年3月31日、目標寄付金額は1千万円。ウイルスの迅速検出法の改良や、関係機関と連携した実証研究等、本施策推進に活用する資金として寄付を募っている。原則、自治体からのお礼の品はなく、トラストバンクは本プロジェクトでは、通常の災害支援と同様に自治体から収益を得ず、プラットフォームを無償提供する。
神奈川県では、「新型コロナウイルス」感染症対策のため、新たな検出法の開発・研究など、最先端テクノロジーを活用し、先導的に取り組んでおり、本プロジェクトでは、世界中で感染拡大を続けるこの感染症対策に大きな成果を生み出すため、関係機関と連携しながら、最先端テクノロジーを活用した施策を推進していくという。
黒岩 祐治 神奈川県知事のコメント(プロジェクトページより抜粋)
神奈川県では、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する状況を踏まえ、特区を活用したヘルスケア・ニューフロンティア政策の一環として、最先端テクノロジーを活用した先導的取組を次々と打ち出してきました。
①神奈川県が開発・国際展開を支援してきた富士フイルムの治療薬(アビガン)の治験・臨床研究を早期開始すること等を国に提案(2020年2月21日記者発表)
②神奈川県衛生研究所と理化学研究所が、スマートアンプ法を利用して新型コロナウイルスの迅速検出法を開発(2020年2月27日記者発表)
③神奈川県がLINE公式アカウント「新型コロナ対策パーソナルサポート(行政)」を開設し、AI(人工知能)を活用した情報提供・サポートを実施(2020年3月5日記者発表)
これら最先端テクノロジーを活用した先導的な神奈川県の取組が、世界中で感染拡大を続けるこの感染症の対策に大きな成果を生み出すために、関係機関と連携しながら全力で取り組みます。
神奈川県のプロジェクト概要
◆プロジェクト名:新型コロナウイルスの感染症対策プロジェクト~全国を先導して新型コロナウイルスと闘う神奈川を応援しよう!~
◆プロジェクトオーナー:神奈川県
◆サイト運営会社:株式会社トラストバンク
◆募集額:1千万円
◆寄付金の使い道:新型コロナウイルス感染症対策に向けて、最先端テクノロジーを活用した施策推進に活用させて頂きます。
※新型コロナウイルスを検出する迅速検出法の改良や、関係機関と連携した実証研究等での活用を検討中
◆期間:2020年3月9日~2020年3月31日(23日間)
(注)募集期間は、延長の場合がございます。
◆SDGs: 3.すべての人に健康と福祉を
◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/774
ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで、広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができるGCFでは、自治体が地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示する。2020年3月時点で寄付総額72億円を突破し、690以上のプロジェクトが実施された。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※ガバメントクラウドファンディング及びGCFは、株式会社トラストバンクの登録商標です。
※「ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング」
サイト:https://www.furusato-tax.jp/gcf/