今治市をホームタウンとするサッカークラブ、FC今治は、株式会社梓設計と共に、2020年1月から基本設計を進めてきた新スタジアムプロジェクト、「里山スタジアムプロジェクト」のwebサイトがオープンしたことを発表した。2023年開業に向けて2021年4月から実施設計に着手する予定で、プロジェクトを推進する。
新スタジアムプロジェクトのコンセプトは「里山スタジアム」。サッカースタジアムを核に、地域とヒトをつなぎ、人々の感性を呼びおこす、次世代の文化・交流拠点を目指す。ヒト、モノ、コトが集積し、自然・景観と共生しながら、今治の魅力を再発見するみんなの居場所づくり、また、人々のリアルな交流や感動を生みだし、子どもからお年寄りまで多世代に渡って、訪れる人々を元気にする新スタジアムを核とした地方創生に取り組む。
特設サイト: http://satoyamastadium.com/
里山スタジアムは、365日の賑わいを創出する仕掛けがふんだんに盛り込まれている。サッカーの試合日は、お祭りのようなワクワク感を演出する「里山」空間に加えて、臨場感あるピッチに近い観戦環境、VIPルームや多様な観戦環境を生み出す「里山ボックス」、スマートテクノロジーの導入など、試合をより楽しんでいただける最先端のサッカースタジアムとなる予定だ。また、試合のない日も訪れる人々が関わり合いながらゆっくりと憩え、様々なアクティビティも体験できる開かれたスタジアムを目指す。地域や自然環境との連携や循環の中で成長し続ける里山スタジアムを、今後、何世代にもわたって愛され、まちのシンボルにすることが、このプロジェクトの目的だ。