京町家の再生販売などを手掛ける不動産会社、株式会社八清(本社:京都市下京区 代表取締役社長:西村直己)が、二拠点居住・セカンドハウス向きのリノベーション済京町家を「広がりの京町家」と名付けて販売を行います。JR京都駅から徒歩約15分という立地にある築100年を超える京町家をフルリノベーション。7月16日(土)にオープンハウスを開催いたします。
リビング 床材はヒノキの無垢材。壁は和紙をあしらっている。
「広がりの京町家」3つの特徴
1.歴史ある建物
リノベーションにあたり本物件を調査したところ、建物の課税記録が大正11年(1922年)から残っていることがわかりました。
正確な築年数は不詳ですが建物が建てられてから少なくとも100年以上経過しているという、歴史と趣を感じられる建物です。
2.「広がる」というコンセプトの京町家
本物件は平家で延べ床面積約10.49坪(34.71m²)という狭小住宅ながら、室内空間を広く見せるしつらいを実現させました。
平天井をやめ屋根勾配なりの天井とし、大きく上に「広がる」リビング空間、室内から「広がっていく」ようにフローリングと同じヒノキで設えたお庭のウッドデッキ、そして庭へ「広がる」シンボルツリーの枝垂桜を植栽しています。
庭は、京町家において通風と採光を確保するための欠かせない存在。本物件は延べ床面積約10.49坪に対して、約7.8坪(約25.86m²/※ウッドデッキ含む)という大きな庭を設けたことが特徴です。
敷地面積の約33%がお庭にあたるという、大胆なプランニングを行いました
これにより、縦方向にも横方向にも奥行きを持たせ、家の小ささを感じさせない空間となっております。
3.交通の利便の良さ
拠点が複数ある場合、どちらへも行き来しやすい環境が望ましいです。
今回リリースする物件の最寄り駅は近鉄「東寺駅」徒歩約5分。
京都の玄関口、JR「京都駅」へは徒歩約15分の距離にあります。
世界遺産「東寺」が近く、再開発の進む京都駅南の利便性と歴史ある京都らしい景色、そのどちらもが身近にあるエリアといえます。
多様化する住まいのあり方
新型コロナウイルスの影響により、多くの企業でテレワークが導入されることとなりました。
テレワークの普及により、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方ができるようになったことで、住まいのあり方も多様化しています。
「勤務地は自宅から必ずしも近くなくても良い」
当たり前が当たり前でなくなり、新型コロナウイルスの感染拡大は人々のライフスタイルに大きな変化をもたらすこととなりました。
そういった流れの中で、地方移住への需要の高まりとともに「住居を二拠点化する」という動きが幅広い層に浸透し始め、当社にも京都府外からセカンドハウスやワーケーションについて問合せが増えています。
そうした利用目的から、生活空間がコンパクトにまとまった狭小住宅のニーズが高まっており、本物件もそういった市場に期待して企画いたしました。
「広がりの京町家」を通して、京都での二拠点生活を検討していただくきっかけとなればと考えています。
【オープンハウスを開催します】
日時:2022年7月16日(土)13時30分~16時30分
▼詳細は下記物件URLまで
https://www.hachise.jp/buy/66137/index.html
※物件販売終了後はWebページは削除されます。
玄関 程よく視線を遮られるように縄のれんを設置している。
事務所使いの際、受付としても検討できるように、玄関土間を広くとった。
リビング 縦にも広がる造りになっている。
庭のデッキから見た本物件
庭には大きな枝垂桜。大きめのヒノキのデッキも特徴的。
【物件概要】
種類:中古住宅(京町家)
建物構造:木造平家建
設計:小寺 磨理子(Kodera Mariko)
※詳細はWebページをご覧ください。