いい部屋ネット「街の住みここちランキング2022<ふるさと版>」発表
GLOCAL MISSION Times 編集部
2022/12/21 (水) - 17:30

大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林克満)は、過去最大級の居住満足度調査を行い、全国の大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた街を対象に「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<ふるさと版>」として集計いたしました。

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•「街の住みここちランキング2022〈ふるさと版〉」は、2019年~2022年の回答を累積して、大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた回答数50名以上の自治体をランキング対象として集計しています。2019年の順位は2019年の回答数30名以上の自治体を、2020年以降の順位は各年の回答を累積して回答数50名以上の自治体をランキング対象として順位を表記しております。

•2019年順位が“-”の自治体は、2019年「街の住みここちランキング<ふるさと版>」では100位圏外及び回答数が30名に及ばずランキング対象に含まれていなかった自治体、2020年順位が“-”の自治体は、「街の住みここちランキング<ふるさと版>」では300位圏外及び回答数が50名に及ばずランキング対象に含まれていなかった自治体、 2021年順位が“-”の自治体は、「街の住みここちランキング<ふるさと版>」では偏差値50未満及び回答数が50名に及ばずランキング対象に含まれていなかった自治体を表しています。

•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である0点とした場合の平均値です。

•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。表中の偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。


総評

■「街の住みここちランキング<ふるさと版>」トップは、北海道上川郡東川町

1位は北海道上川郡東川町、2位は北海道上川郡東神楽町で、トップ2は北海道上川郡に属する町が並ぶ結果となっています。3位は、昨年は7位だった沖縄県中頭郡北谷町です。トップ10内で一番多くランクインしているのは沖縄県(4自治体)で、そのうち3自治体が中頭郡に属する「町」や「村」となっています。

■トップ10のうち7自治体は、郡部に位置する「町」「村」

トップ10のうち7自治体は、郡部に位置する「町」もしくは「村」がランクインしています。また、11位~20位も9つの自治体が郡部に位置する「町」もしくは「村」という結果になっています。

■1位~30位までで最も多くランクインしている都道府県は沖縄県

都道府県別に見ると、1位~30位までで最も多くランクインしているのは沖縄県の9自治体、次いで北海道の4自治体、三重県・熊本県・長野県がそれぞれ2自治体となっています。沖縄県は9自治体のうち7自治体、北海道は4自治体、三重県は2自治体、熊本県と長野県はそれぞれ1自治体が郡部に属する「町」や「村」です。

■昨年の「街の住みここちランキング<ふるさと版>」と8自治体が同じ顔ぶれ

トップ10のうち8自治体は、順位の変動はあるものの、昨年の「街の住みここちランキング<ふるさと版>」のトップ10と同じ顔ぶれとなっています。

■「親しみやすさ」の因子別評価が高い自治体が上位に

トップ10には、特に「親しみやすさ」因子でトップ10に入る高い評価を得ている自治体が多くランクインしています。「親しみやすさ」は、濃密ではないライトな人間関係を表しており、新たに転入してきた人が入りやすいコミュニティと言えます。


街の住みここちランキング ふるさと版 <1~3位>

1 位 (偏差値79.1:評点74.1) 
 北海道上川郡東川町 (かみかわぐん ひがしかわちょう)

街の特徴
『豊かな水と米。自然と生きる、東川町』をテーマに、積極的に情報発信をしている東川町は、北海道最高峰の旭岳を有し、全戸が豊かな地下水で生活する全国でも珍しい上水道がない町です。景観条例を制定し、子育て・起業化支援にも力を入れ、独自の町づくりを推進しています。

居住者コメント

  • 郊外ながら、活気があり、人が集まる店やイベントが充実している。(女性・45歳・既婚・パート)
  • 自然が沢山あり子育てには良い。移住者が多い。(女性・33歳・既婚・パート)
  • 自然豊かで交通量が少なく、渋滞することがない。(女性・62歳・既婚・無職)

2 位 (偏差値75.3:評点72.0) 
 北海道上川郡東神楽町 (かみかわぐん ひがしかぐらちょう)

街の特徴
北海道のほぼ中央に位置し、旭川市に隣接するベッドタウンです。道内で5番目に面積の小さい町ですが、子どもの割合は全道一多く、町内には旭川空港があるため道外へのアクセスも便利です。

居住者コメント

  • 家賃が安い。子どもが多くて活気がある。近くに24時間営業のコンビニがある。ショッピングモールがある。自然が豊か。(女性・31歳・未婚・パート)
  • のどかで、周りに住んでる人がギスギスしておらず、人間関係が良い。(男性・65歳・既婚・事務職)
  • 住みやすい。子育てしやすい。(女性・48歳・未婚・事務職)

3 位 (偏差値74.5:評点71.5) 
 沖縄県中頭郡北谷町 (なかがみぐん ちゃたんちょう)

街の特徴
沖縄本島中部西海岸に位置。返還された米軍基地跡地に開発された美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジは、若者に人気で、周辺には大規模なショッピングセンターが多くあります。国道58号や県道23号線などの主要幹線道路が通っており、高速道路へのアクセスも良好です。

居住者コメント

  • 南部、北部のどちらにも動きやすい。街並みがごみごみしていない。高台で津波、浸水等に影響されない。(男性・68歳・既婚・技術・研究職)
  • 景色が綺麗で、賑わいのある街。外国人や県外からの移住者も多く、暮らしやすい。(女性・44歳・既婚・専業主婦)
  • 開発が進んでいて、街並みが綺麗で活気がある。 (男性・58歳・既婚・自営業・自由業)



街の住みここちランキング ふるさと版「生活利便性」因子 / 「交通利便性」因子 各TOP50

  • 「生活利便性」因子の1位は沖縄県中頭郡北谷町です。昨年に引き続き「生活利便性」因子ランキングで1位を獲得しており、唯一偏差値90台の極めて高い評価を得ています。
  • 「生活利便性」因子のトップ10のうち、5自治体が沖縄県の自治体で、沖縄県の他にも九州エリア(2位熊本県菊池郡菊陽町、9位西彼杵郡時津町)が上位にランクインしています。
  • 「生活利便性」因子で2位~4位までの自治体は、偏差値80以上の高い評価となっています。また、5位~23位までも偏差値70以上で、生活利便性が良い街として高評価を得ています。
  • 「交通利便性」因子の1位は岡山県都窪郡早島町です。昨年に引き続き「交通利便性」因子ランキングで1位を獲得しています。
  • 「交通利便性」因子のトップ10の自治体のうち、7自治体が郡部に属する「町」となっています。
  • 「交通利便性」因子で上位9位までの自治体は、偏差値70以上の極めて高い評価となっています。

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街の住みここちランキング ふるさと版 「行政サービス」因子 / 「静かさ治安」因子 各TOP50

  • 「行政サービス」因子の1位は静岡県駿東郡長泉町です。静岡県から唯一トップ50位内にランクインしている町です。
  • 「行政サービス」因子のトップ10のうち、9自治体が郡部に位置する「町」もしくは「村」です。9自治体のうち最も多い都道府県は北海道で、3つの町がランクインしています。
  • 「行政サービス」因子で上位18位までの自治体は、偏差値70以上の極めて高い評価となっています。また、19位~50位までも偏差値60以上で相対的に行政サービスが良い街という評価です。
  • 「静かさ治安」因子の1位は北海道上川郡東川町です。「住みここち<ふるさと版>」でも1位となっています。2位の埼玉県比企郡鳩山町は、「住みここち<ふるさと版>」ではランキング圏外の自治体です。
  • 「静かさ治安」因子のトップ10の自治体のうち、9自治体が郡部に位置する「町」もしくは「村」です。
  • 「静かさ治安」因子で1位の静岡県駿東郡長泉町は、唯一偏差値90台の極めて高い評価、また、2位と3位の自治体も、偏差値80以上の高い評価となっています。



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街の住みここちランキング ふるさと版 「親しみやすさ」因子 / 「物価家賃」因子 各TOP50

  • 「親しみやすさ」因子の1位は北海道上川郡東川町です。トップ2は、「住みここち<ふるさと版>」でもトップ2の北海道上川郡に属する東川町と東神楽町です。
  • 「親しみやすさ」因子のトップ10の自治体のうち、7自治体が「住みここち<ふるさと版>」でもトップ10にランクインしている自治体です。
  • 「親しみやすさ」因子のトップ10の自治体のうち、9自治体が郡部に位置する「町」もしくは「村」です。
  • 「親しみやすさ」因子で1位の北海道上川郡東川町は偏差値100台の突出した極めて高い評価です。また、2位の北海道上川郡東神楽町も、偏差値80以上の極めて高い評価となっています。
  • 「物価・家賃」因子の1位は群馬県利根郡みなかみ町です。「住みここち<ふるさと版>」ではランキング圏外の自治体です。
  • 「物価・家賃」因子のトップ10の自治体のうち、9自治体が郡部に位置する「町」もしくは「村」です。
  • 「物価・家賃」因子で、トップ10の自治体は、偏差値70以上の高い評価となっています。


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街の住みここちランキング ふるさと版 「自然・観光」因子 / 「防災」因子 各TOP50

  • 「自然・観光」因子の1位は長野県上高井郡小布施町です。「行政サービス」因子2位、「親しみやすさ」「防災」両因子5位と複数の因子で評価の高い町です。
  • 「自然・観光」因子のトップ10のうち最も多い都道府県は長野県で、3自治体がランクインする結果となっています。次いで多いのは、北海道と和歌山県でそれぞれ2つの自治体がランクインしています。
  • 「自然・観光」因子のトップ10の自治体のうち、8自治体が郡部に位置する「町」です。
  • 「自然・観光」因子で1位~4位までの自治体は、偏差値80以上の極めて高い評価となっています。また、5位~20位までも偏差値70以上の高い評価となっています。
  • 「防災」因子の1位は北海道上川郡東川町です。「住みここち<ふるさと版>」でも1位の自治体です。2位の埼玉県比企郡鳩山町は、「住みここち<ふるさと版>」ではランキング圏外の自治体です。
  • 「防災」因子のトップ3と「静かさ治安」因子のトップ3は、全く同じ自治体です。
  • 「防災」因子で1位の北海道上川郡東川町自治体は、偏差値80以上の極めて高い評価となっています。また、3位~5位までも偏差値70以上の高い評価となっています。


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  • 「街の住みここちランキング2022〈ふるさと版〉」は、2019年~2022年の回答を累積して、大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた回答数50名以上の自治体をランキング対象として集計しています。2019年の順位は2019年の回答数30名以上の自治体を、2020年以降の順位は各年の回答を累積して回答数50名以上の自治体をランキング対象として順位を表記しています。
  • 2020年順位が“-”の自治体は、「街の住みここちランキング<ふるさと版>」では300位圏外及び回答数が50名に及ばずランキング対象に含まれていなかった自治体、 2021年以降の順位が“-”の自治体は、「街の住みここちランキング<ふるさと版>」では偏差値50未満及び回答数が50名に及ばずランキング対象に含まれていなかった自治体を表しています。
  • 因子の評点は、59項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出しています。
  • 偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。表中の偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。

調査概要

◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。

◇回答者
街の住みここちランキング2022<ふるさと版>は、全国(47都道府県)の大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた街に居住する20歳以上の男女193,783名の回答を集計。
[男女比] 男性47.2%:女性52.8%
[未既婚] 未婚36.2%:既婚63.8%     [子ども] なし 45.6%:あり 54.4%
[世代比] 20歳代14.4%、30歳代23.6%、40歳代25.5%、50歳代21.3%、60歳以上15.2%

◇調査期間
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:67,603名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:53,416名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:49,908名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:22,856名)
計193,783名

◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収 : 株式会社マクロミル

◇回答方法
住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。

•本リリースの一部また全部を、個人的な利用を目的とする印字・保存等、その他著作権法で認められる場合を除き、著作物等を著作権者等の事前の許諾なしに、複製、公衆送信、頒布、改変、他のウェブサイトに転載するなどの行為を禁止します。
•新聞・雑誌、テレビ・ラジオ等の報道関係者におかれましては、本リリースを掲載・報道または引用する場合には、「いい部屋ネット街の住みここちランキング2022<ふるさと版>」と出所の表記をお願いします。
•本調査の対象となった自治体には、詳細データを提供可能ですので、個別にお問い合わせください。
•学術研究目的の場合、本調査個票データについて提供できる可能性がありますので個別にお問い合わせください。
•「住みここちランキング」WEBサイトでは、「住みここち」と街づくりに関する学術論文や調査データの解説記事を掲載しています。詳細につきましては、WEBサイトをご覧ください。

▼詳細はこちら
https://www.eheya.net/sumicoco/
▼プレスリリースはこちら
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2022/sumicoco_furusato2022.html

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