株式会社マガジンハウスは、岩手県一関市の企業4社と共同で、「一般社団法人 一関平泉イン・アウトバウンド推進協議会」を2017年4月23日に設立し、その活動の拠点となる施設『一BA(いちば)』をJR一ノ関駅前に2017年7月1日(土)にオープンした。
岩手県の最南部に位置する一関市は、世界遺産にも認定された平泉町に隣接し、また、三陸へつながる大船渡線の出発地として、東北地方の観光や交通のハブとなっている。2016年度には農林水産省「食と農の景勝地」にも認定され、国内外の観光客の迎え入れ強化にさらに力を入れている地域だ。
『一BA(いちば)』は地域の情報、商品、人材が集まり、アイデアやプラン創造と発信の場として活用し、1階のオフィスにはコワーキングスペースとして「Co-ba Ichinoseki」とディスプレイスペースを置き、イベント、ワークショップ、セミナー等を行う。一関市、平泉町自治体と地域企業が連携して、ブランドを構築し、それを農業、観光事業、物販事業、サービス事業等さまざまな領域が連携しながら、持続可能な地域経営を目指していく。
併せてマガジンハウスが発行するWebマガジン「コロカル」をはじめとするメディアでの発信も実施しながら、事業育成、広報戦略、マーケティング戦略を一体化して推進する予定となっている。地域事業者と東京に拠点を置くメディアが連携した新しいかたちの地方創生プロジェクトとしてスタートしている。
■『一般社団法人 一関平泉イン・アウトバウンド推進協議会』概要
設立 :2017年4月23日
所在地 :岩手県一関市上大槻街1?5
拠点名称:『一BA』(いちば)
代表電話:0191-48-3838
目的 :一関市、平泉町における観光事業を推進し、
観光客の誘致に対する接遇等の改善を図ることで、
地域文化の向上及び地域産業の発展に寄与する。
【活動内容】
1:コ・ワーキングスペース「Co-ba Ichinoseki」の運営
2:観光情報発信拠点(民間観光案内所)の運営
3:飲食・物産事業(地域商社事業)
4:業務受託及びコンサルティング事業
5:メディア事業
6:人材育成事業
【体制】
<代表理事>
株式会社イーハトーブ東北 代表取締役 松本 数馬
<理事>
株式会社松栄堂 代表取締役社長 小野寺 宏眞
株式会社京屋染物店 専務取締役 蜂谷 淳平
世嬉の一酒造株式会社 代表取締役社長 佐藤 航
株式会社マガジンハウス 「コロカル」事業部 部長/編集長 及川 卓也
<監事>
株式会社京屋染物店 代表取締役社長 蜂谷 悠介