地域活性機構が「地方創生カレッジ」の「分野別編」(農林水産・食関連)で「『スマート第一次産業」が導く可能性」講座を開講
GLOCAL MISSION Times 編集部
2024/04/09 (火) - 18:00

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地域活性化に対しさまざまな取り組みを行っている一般財団法人地域活性機構(以下、地域活性機構)は、「『スマート第一次産業」が導く可能性」講座を開講「(以下、本講座)と題するeラーニング講座を内閣府補助事業「地方創生カレッジ」内に開講した。

本講座は民間企業の役職員の方々を主な受講対象者として想定しているが、官民連携の相手方である公的機関や資金を供給する金融機関の方々が受講しても参考になる内容としている。本講座では、第一次産業の課題解決、デジタル化の可能性、農林水産業のスマート化とビジネスチャンスの3つがテーマ。「冬のDigi田甲子園」にエントリーされた「農林水産・食関連」分野より特に講座内容と整合性の高い北海道の農業と酪農、愛媛県の水産業から3つの事例を用いて解説する。

24時間いつでもパソコンやタブレット、スマホなどで受講でき、講座は5章(3時間半)にわたり「動画」や「テキスト」で構成される。なお、受講は無料だが、事前登録が必要。デジタル田園都市国家構想やデジタルを活用した地方創生などに関心のある方は是非、受講を。

地域活性機構では、「地方創生カレッジ」において今までに「地域課題解決型データサイエンスの基礎とデータの利活用事例」や「あらゆるステークホルダーを巻き込む街×デジタル推進の『起点』づくりスタディ」などデジタル関連講座をはじめ、「子育て世代の新たなワークスタイルと地方創生」、「伝統野菜などを基軸にした地域活性化」、「祭りを核としたまちづくり」等の7講座を開設しているが、本講座はその最新コンテンツとなる。

なお本事業は、平成27年12月に公表された「地方創生人材プラン」に基づき、公益財団法人日本生産性本部が補助事業者として採択され、実施されている。

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■[講座内容]

[第1章/ユニット1]
「日本における農林水産業の現状・課題と見通し」(動画:5本、合計:46分)

[第2章/ユニット2]
「北海道の酪農牧場でDX実証、全国の酪農生産者へDX推進」(動画・4本、合計35分)

[第3章/ユニット3]
「レポサクー誰でもできる農業DX/車両と圃場の管理システム」(動画:4本、合計:41分)

[第4章/ユニット4]
「漁業者の夢を叶えた海況情報サービス You see U-Sea」(動画・5本、合計48分)

[第5章/ユニット5]
「農林水産業のスマート化とビジネスチャンス」(動画:5本、合計:41分)

■[講師] ※敬称略
岡田 豊(SOMPOインスティテュート・プラス株式会社シティ・モビリティグループ上席研究員)※第1章と第5章を担当
下村 瑛史(株式会社ファームノート代表取締役)※第2章を担当
大野 宏(エゾウィン株式会社CEO)※第3章を担当
小林 真也(愛媛大学大学院理工学研究科教授)※第4章を担当


■[講座URL]
https://chihousousei-college.jp/elearning/expert/synthesis/introduction/205.html

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■地方創生カレッジについて
地方創生カレッジは、地方創生における本格的な事業展開に必要な人材を育成・確保するための内閣府補助事業。実践的な知識を eラーニング講座で提供するほか、地方創生の有識者を交えた交流掲示板や、各地で地方創生に取り組む実践事例や情報を通じて知恵の共有を図る、“地方を変えるための”知識が身につく、地方創生プラットホームとなっている。
https://chihousousei-college.jp/index.html

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