プログラミングスクール情報メディア「CloudInt」は、働きながらプログラミングスクールを受講した人々の実態調査結果を発表しました。本調査は、仕事とリスキリングを両立させたいと考える20代から30代のビジネスパーソンを主な対象としています。
調査結果の詳細:https://cloudil.jp/working-school/
働きながらプログラミングスクールを受講した人々の実態調査結果
働きながらプログラミングスクールを受講した人の割合は60.7%
調査によると、働きながら社会人向けプログラミングスクールを受講した人は全体の60.7%に上ることが分かりました。
特にプログラミングスクールの「夜間・土日の質問サポート」や「モチベーションを保つためのオンラインコミュニティ」といった体制は、働きながら学習する受講生から高く評価されていることがわかりました。
働きながらプログラミングスクールを受講した人の内、81.1%が時間の確保が大変だったと回答
また働きながらプログラミングスクールを受講した人の内、「時間の確保が大変だった」と答えた人は81.1%、続いて「モチベーションの維持が大変だった」が10.8%、そして「大変だったことは無い」と回答した人は8.1%でした。
特に仕事とプログラミング学習を両立しながら家事や育児もこなす人々は、睡眠時間や趣味の時間を削りつつ学習時間を確保していたようです。
時間の確保が大変だった人の内、35.5%が夜に学習していたと回答
働きながらプログラミングスクールを受講して「時間の確保が大変だった」と回答した人の内、35.5%が夜、29.0%が朝、25.8%が休日に学習を進めていました。(複数回答あり)
他にも「睡眠時間を削る」「仕事の昼休みに勉強する」「通勤時間を活用する」といったスキマ時間を活用して学習を進めている人も確認できました。
出典:CloudInt
出典元:https://cloudil.jp/working-school/
働きながらプログラミングスクールを受講した人々の体験談
本調査で確認できた、働きながらプログラミングスクールを受講した人々の体験談を要約して紹介します。
- 学習内容の効率化
忙しい時期は疲れを感じつつも、学習内容をノートにまとめ、フィードバックを受けながら進められた。 - 育児と学習の両立
育児中の学習は時間の確保が難しいが、理解を深めるために時間をかけて学習した。 - 複数の役割を持つ受講生
大学院生でありながら非常勤看護師として働き、夜間に学習することでコミュニティの支えを得た。 - PCとの向き合い方
学習時間を確保するため、睡眠時間を削らないよう注意し、短時間でもPCに向かう習慣をつけた。 - 朝の時間を有効活用
早起きをして始業前に学習時間を確保し、習慣化することで効果を感じた。 - 仕事と学習のバランス
残業が続く中で、スクールのスケジュールに合わせるために時間管理を工夫した。
ある受講生は、「学習内容をnotionでまとめ、先に進んだ同期や講師にフィードバックをもらうことで効率的に学べた」と語っています。別の受講生は、「仕事の都合で学習時間を確保するのが難しかったが、朝の起床時間を1時間早めることで解決した」との工夫を挙げました。
また、受講者の多くが、学習時間を確保するために睡眠時間を削らないよう工夫していることが分かりました。例えば、PCに向かうクセをつけることで、毎日少しずつでも学習を続けられるようになったという声や、運動時間を取り入れることで気分転換を図り、学習効率を高めたという事例もありました。
調査結果の詳細:https://cloudil.jp/working-school/
調査概要
調査概要:働きながらプログラミングスクールを受講した人の体験談・口コミ
調査対象:社会人向けプログラミングスクールの受講経験者399人
調査期間:2024年05月03日~2024年05月17日
調査媒体:クラウドワークス
調査対象:10代〜60代の男女
調査結果の詳細:https://cloudil.jp/working-school/