みちのく銀行は、青森大学との間で、地域経済に対する支援体制構築を目的とした連携協力協定を締結した。青森県の経済活性化に向け、これまで以上に「産・学・官・金」の連携が求められているなか、みちのく銀行では県内大学等や地方公共団体との連携を強化を進めている。なお青森大学が金融機関と協定を結ぶのは今回が初めてとなる。（協定締結は６月１日付）
本締結により、地域の振興と相互の発展を目指し、相互の理解と連携を円滑にするため、青森県内地域を中心とした連携協力についての協定書を青森大学と交わした。業務連携の主な内容は下記のとおり。
１：地域経済活性化に関する情報交換及び支援
２：大学の研究成果等に関する情報交換及び支援
３：地域企業の研究開発ニーズ等の紹介支援
４：大学の技術移転に関する情報交換及び支援
５：金融等に関する情報交換及び支援
６：その他必要と認める事項
みちのく銀行は拓銀破綻に伴う函館市の指定金融機関の選定に際し、積極的に函館市幹部にアプローチを試み、横並び意識の特に強い道内の金融機関に大きな危機意識をもたらすなど、県外での店舗網も稠密な銀行だ。今後も地方創生拡大の観点から、各種関係団体との連携を強化し、さまざまな産業の連携支援と新たな付加価値の創造を目指した活動を引き続き実施していく。
【みちのく銀行（平成29年3月31日現在）】
設立：大正10年（1921年）10月27日
本店所在地：青森市勝田一丁目3番1号
資本金：369億86百万円
従業員数：1,296名
店舗数：
国内：本支店96（うち出張所2）
海外：駐在員事務所1＜上海＞
預金残高：1兆9,649億円
貸出金残高：1兆4,843億円
有価証券残高：4,186億円
自己資本比率：8.50%
（連結/国内基準）
