中央大学ビジネススクールでは、社会人が学ぶ「ビジネススクール」や「MBAコース」の意義や特徴を広く社会に周知させることを目的として、一般に開かれた講座「体験模擬講義」を開催しており、今回のテーマは「リコージャパン(株)の福井県坂井市におけるCSR戦略」を行う。
中央大学ビジネススクールでは、特定の対象企業を選び、受講生と共にその事業にかかわる担当者へのインタビューと公開されたデータを収集し、当該事業について戦略的な提案を行うフィールドラーニングの授業を展開している。
2018年度には、大手事務機器メーカーの販社リコージャパン(株)の地方創生を通じたCSR事業に参加し、特に福井県坂井市三国湊町においてビジネス・エコシステムの共有価値を創出しながら自社のポジションを高める活動を調査と提案のフィールドとしていた。
今回の体験模擬講義では、インタビューと公開されたデータを紹介したうえで、グループに分かれて、その時の受講生と体験模擬講義の参加者が、提案する戦略を議論する場が開かれる。
開催概要
日時:2019年7月6日(土)13:00~15:00(12:45開場)
会場:中央大学 後楽園キャンパス 31102号室(東京都文京区春日1-13-27)
講師:丹沢 安治(中央大学ビジネススクール、戦略分野)
内容:「リコージャパン(株)の福井県坂井市におけるCSR戦略」
参加料:無料
申込:中央大学ビジネススクール公式HPのイベントより申込受付
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/event/
備考:CBS Open School Dayは、中央大学ビジネススクールの進学をお考えの方、MBAコースに関心がある方を対象とした入学説明会としてだけではなく、講義・ディスカッションのテーマ自体に興味のある方にもMBAを理解していただく為のイベントです。
講師略歴
丹沢 安治 中央大学ビジネススクール教授
博士(商学)慶応義塾大学。中央大学総合政策学部教授を経て、2008年から中央大学戦略経営研究科(ビジネススクール)教授。ビジネススクールでは、ビジネスエコノミクス、新興国市場戦略、ビジネス・エコシステムを担当。
著書に、『組織研究の基礎』白桃書房、編著書『日中オフショアビジネスの展開』
同文館、学会報告・論文に「What Is the Code of Conduct for Japanese Manufacturers in an IoT/Industry 4.0 Era?」(国際戦略経営研究学会)、「プラットフォームビジネスにおける競争優位の決定構造」(アドスタディーズ)、「ミャンマーにおける日系公的機関・半官半民機関そして民間企業によるメガストラテジーの展開」(中央大学政策文化総合研究所)などがある。
中央大学ビジネススクール(CBS)について
中央大学ビジネススクール(後楽園キャンパス 戦略経営研究科)は、働きながら学ぶビジネスパーソンに特化した大学院です。2008年の開設以来、これまで700人を超える修了生を輩出してきました。最新のビジネス理論を学べるだけでなく、ディスカッション形式での講義や実践的なフィールド科目を提供することで、多忙な社会人の学びの場を提供し続けています。
お問い合わせ
中央大学ビジネススクール事務室
TEL 03-3817-7485
Email cbs-info@tamajs.chuo-u.ac.jp