きっかけは?重視した条件は?経験者・検討者のリアルを発表!「401人に聞いた引越し・住み替えの実態調査2021」
GLOCAL MISSION Times 編集部
2021/06/09 (水) - 18:00

株式会社リクルート(以下リクルート)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO』は、住まいや暮らしに関するさまざまなテーマについてアンケート調査を実施し、結果をご紹介しています。今回は「401人に聞いた引越し・住み替えの実態調査2021」として、関東地方一都六県で賃貸住宅へ引越しをした、または考えている人の部屋探しの実態について、調査結果をお知らせします。また、こちらの調査の詳細に関しては、『SUUMO』(https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_data/hikkoshi-sumikae2021/)内でご紹介しています。

引越しのきっかけで最も多いのは「更新」!  男女の傾向の差が明らかに

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「1年以内に引越しをした」「今後1年以内に引越しを考えている」と回答した人たちに、引越しのきっかけについて伺うと、一人暮らし社会人は男女とも「更新時期がきたから」が最も多い結果となりました。

女性よりも男性のほうがその数値が高いことから、男性のほうが更新手数料を支払って今と変わらない生活を続けるより、一時的に出費が増えても新しい生活を、と考える人が多いようです。

また、夫婦は「結婚した(する)から」が最多。さらに「更新時期がきたから」も他項目に比べ数値が高いものの、一人暮らし社会人よりも低めでした。反対に「今よりよい条件の物件を見つけたから」の数値は、一人暮らし社会人に比べて高い結果でした。一人暮らしのように身軽に引越しはできないものの、よりよい暮らしを望む安定志向が強く現れた結果と言えそうです。

重視するのは「家賃」の一方、新たな家探しで最終的にあきらめるのも「家賃」が多い傾向

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「家を探すときに重視する項目」は、すべての層で「家賃」と答える人が多い中、それ以外は人数・性別などによってさまざまとなりました。中でも、一人暮らし社会人女性のデータでは「セキュリティ」を重視した人が半数以上と、ほかの層より特に高い結果に。さらに「路線・駅やエリア」「最寄駅からの徒歩分数」「立地・周辺環境」などもほかの層より多めとなっており、安心して帰宅できる環境へのこだわりがより強いことがわかります。また、夫婦が重視する項目では「部屋の数」がほかの層に比べて高くなりました。共同生活を快適に送るため、特に昨今ではリモートワーク時の快適さが一人暮らしの人以上に重要だから、ということも考えられます。

一方、あきらめるポイントとしてすべての層で多く挙げられたのは「家賃」と「築年数」でした。また、一人暮らし社会人女性は、ほかの層に比べ「面積(広さ)」をあきらめたという人が多く、「通勤時間」をあきらめたという人が少ないことがわかりました。仕事の忙しさから家は最小限の広さでよく、その代わり通勤に便利なところがいい、と考える人が多いのかもしれません。同じく一人暮らし社会人女性で「面積」のほかに数値が高かった項目は「最寄駅からの徒歩分数」で、いずれも20%超。反対に「路線・駅やエリア」をあきらめた人は少ないことから、駅から多少歩いたり部屋が狭くなったりしても、希望のエリアに住みたいという人が多いようです。

引越しをしない理由はズバリ「お金」! 夫婦は子育て事情も

今回の調査の中で「引越しをしない」と答えた人にその理由をフリーコメントで聞いたところ、どの層でも多く見られたのは「お金」関連のキーワードでした。また夫婦の場合は、子どもの環境を変えたくない、保育園問題などに関するコメントが多く挙げられました。

<コメント例>

時間がないのと、引越し代は仕方ないとしても敷金・礼金、仲介手数料が高い(一人暮らし社会人男性)

今の部屋の治安とアクセスの良さを気に入っているため。引越し費用は大きな出費となり、そんなにお金を出せないため(一人暮らし社会人女性)

引越するなら次は購入を考えているから。台風、地震、コロナもあり、住む場所や価格に慎重になっている(夫婦)

子どもが保育園の年少で、あと2 年は保育園に通う必要があり、引越し先で保育園に入れる保証がないから(夫婦)

■記事掲載先

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『SUUMO』の「住まいのお役立ち記事」では本レターで掲載したトピックのほか「引越し前後でどのくらい距離がある?」「住んでいる街の好きなところ」などの調査結果も掲載しています。是非ご覧ください。

・記事URL:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_data/hikkoshi-sumikae2021/

■調査概要

「お住まいに関するアンケート」
[調査実施時期]2021年2月22日(月)~2021年2月24日(水)
[調査対象者]引越しをした/考えている一人暮らし社会人男女、夫婦
[調査対象エリア]関東地方一都六県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
[調査方法]インターネット
[有効回収数]401(社会人シングル男性87名、社会人シングル女性96名、夫婦218名)
※調査データのパーセンテージは四捨五入により合計が100%にならないことがあります

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