釧路市は、北海道の中でも最も涼しい街とも言われており、夏季の平均気温が約21℃と東京都や大阪府と比較すると約10℃も涼しいのが特徴です。また、官民が連携して「涼しいくしろで避暑生活」をキャッチフレーズに長期滞在事業を推進しており、北海道による「体験移住（ちょっと暮らし）」のランキングにおいて、11年連続NO.1を獲得していることからも、避暑を目的とした長期滞在など多くの方が釧路を訪れております。気象庁によると、2023年の夏は暖かい空気に覆われやすいため、気温は平年並か高いと予想されております。
過去5年の平均最高気温で見ると、東京都や大阪府・鹿児島県と比べ約10℃ほど釧路市が涼しいことがわかります。夏も涼しい釧路市は、街全体がまるで天然のクーラーのようです。
過去5年の夏日・真夏日日数データで見ても、釧路市は「夏日・真夏日が少ない」ことが分かります。2021年は夏日が多くなっておりますが、25℃から27℃の日が多く夏日の中でも涼しいことがわかります。
◎涼しい街釧路の魅力
＜世界三大夕日とマジックアワー＞
釧路の夕日は「世界三大夕日のひとつ」と言われております。1965年頃に世界中を旅した船乗りたちによって謳われるようになったとされており、釧路港にきた外国船の船乗りたちの口コミによって釧路の夕日の美しさが広まったようです。世界三大夕日には、釧路のほか、インドネシアのバリ島、フィリピンのマニラが選定されています。また、日没後の神秘的な風景「マジックアワー」も絶景です。多彩な風景の変化を楽しめます。
北海道三大名橋「幣舞橋（ぬさまいばし）」と夕日
日没後のマジックアワー
◎港町ならではの海の幸を満喫
＜勝手丼＞
北海道三大市場のひとつ「釧路和商市場」。「勝手丼」は釧路和商市場の名物で、たくさん並んだネタの中から自分ごのみの丼を作ることができます。ご飯の量も、ご飯に載せるネタも好きなだけ。
季節によって異なるネタが楽しめるのも魅力。 オリジナルの丼作りと味わいをお楽しみください。
たくさん並んだネタの中からオリジナルの丼作り
＜炉ばた焼き＞
北海道で食べたいグルメといえば海の幸。なかでも「炉ばた焼き」は釧路が発祥とされております。囲炉裏を囲みながら焼き上げられた素材を堪能できる昔ながらの店舗、ご自身で食材を焼いて楽しむことのできる店舗など、様々な炉ばた焼きのスタイルがあります。釧路ならではの美味しい海の幸など、地元だからこその味わえる素材本来の味わいを存分にお楽しみください。
◎釧路湿原の魅力
＜木道散策＞
日本最大の湿地である釧路湿原。鮮やかな緑色に染まった湿原は、木道散策をしながら植物観察をしたり、展望台からの景観を楽しんだりと、自然美を感じながら絶景を満喫。涼しく爽やかな空気を感じながら非日常体験を。
色鮮やかな木々や植物を感じる非日常体験
爽やかな空気を感じながら釧路湿原を散策
◎釧路湿原での体験・アクティビティ
【くしろ湿原ノロッコ号】
くしろ湿原ノロッコ号の魅力は、車や散策ではなかなか見ることが難しい景色を望むことができます。蛇行する釧路川を車窓いっぱいに見れるほか、野生動物たちの姿も楽しめるチャンスも。 また、時速約30㎞で走行するのが特徴で、ビューポイント走行時には「ノロッコ」の名の通り10km以下の速度で景観を楽しめます。
くしろ湿原ノロッコ号
＜日本最大の釧路湿原でカヌー体験＞
ラムサール条約登録湿地である日本最大の湿地「釧路湿原」。大自然の中を流れる釧路川は全長154km、本流に一カ所もダムがなく手つかずの自然が残されており、太古のロマンを感じられることからもカヌーの聖地と呼ばれてます。カヌーへ乗ると、水辺の生き物や野生動物を見れるチャンスもあり、鳥のさえずりが響く中、非日常を感じることができます。
豊かな自然を感じながらのカヌー体験
◎アクセスの良さと利便性
北海道釧路市は、羽田空港から釧路空港まで約1時間45分、釧路空港から釧路市内まではシャトルバスで約55分とアクセス良好です。また、ホテル前にバス停留所があることから、ホテル目の前で下車・乗車できるのも魅力。道内からのアクセスも良く、JR釧路駅から徒歩約10分圏内と、ひがし北海道の広域観光拠点として便利です。
◎ひがし北海道 周辺観光地所要時間
蒸し暑い梅雨や暑い夏が苦手な人は釧路で観光やワーケーションをしてみてはいかがでしょうか？
