地方創生とともに自分自身の可能性も広がっていく環境
GLOCAL MISSION Times 編集部
2017/08/15 (火) - 14:00

新たな領域に取り組むベンチャー企業的な雰囲気

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私は監査法人やコンサルティング会社で働いてきましたが、日本人材機構(以下JHR)では今までの経歴にはなかった働き方をすることができています。クライアント企業の経営課題を聞き、どう対応するかを企業と一緒になって考えていくところはこれまでと似ていますが、当社では「人材」というソリューションが加わります。クライアント企業の成長に必要となる人材像を企業の経営陣とよく話し合い、自分達で候補者を探し、面接し、紹介していく。JHRに入っていなければ経験していない領域に取り組めていることに、大きな充実感があります。

当社では本当にいろいろな人と働くことができます。メンバー達と話をしていくと、それぞれの多彩な経歴に驚かされます。こうした出会いも、これまでにはなかったことで、多くのインスピレーションを受けています。新しいマーケットづくりを目指す会社で、創設間もないということもあって、ベンチャー企業の雰囲気を感じます。それでいて、会社としてもメンバー個人としてもしっかりとした考えも持っているのが強みだと思います。

地方のシャッター商店街の活性化に必要なこと

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学生時代は建築設計を学んでいたのですが、地方のシャッター商店街を活性化しようというワークショップに取り組む中で、「遊休不動産の上手な活用には、空間を面白く使う提案だけでなく、背景にあるビジネスや財務にも踏み込む必要がある」と感じたのがその後の仕事へのきっかけとなりました。

社会人となって最初の10年間は監査法人で働きました。公認会計士としてJ-REITなど不動産ファンドを中心に、資産運用の業界へ会計監査やアドバイザリー業務を提供してきました。期限が厳しく、利害関係者がとても多い仕事に向き合う中で、相手のことをよく考えながら業務を進めるようになりました。現職でも生かされているところだと思います。

その後、事業再生やM&A分野での支援を行うコンサルティング会社に勤め、小売卸売業、メーカー、建設業、旅館業、病院などいろいろな業種の地方企業に対し、事業のデューデリジェンスや事業計画の作成支援などを行いました。経営者との話し合いを通じて経営課題を明確にし、解決の糸口を見つけていくスキルが身についたと思います。

監査法人やコンサルティング会社で様々なクライアント企業の方々と向き合い、また多くのチームメンバーと助け合いながら仕事をする中で、改めてリアルに人材の重要性というものを感じるようになりました。

そう考えていたときに、「人材の力で地方創生をめざす」というJHRのビジョンに出会い、自分の希望にピッタリと当てはまるものだと思ったんです。さらに、当社は首都圏の幹部人材を地方企業へ送るだけでなく、コンサルタント自らも地方企業に入り込み伴走する。「ああ、これだ」と思いました。実際に入ってみて、特徴ある地方企業と各地域の素晴らしい風景に出会えることは、日々の刺激につながっています。

事業コンサルティング×人材エージェントという新たなスタイル

当社には様々なタイプのコンサルタントがいますが、自分はこれまでの経験をベースに、まずはオーソドックスにビジネス、財務面の経営課題と向き合うところから始めます。前述しましたが、JHRではここでクライアント企業に必要となる人材像に関するビジョン共有という作業が加わります。事業コンサルタント×人材エージェントですね。事業コンサルタントの業務はこれまでと大きくは変わらないですが、人材エージェントの業務は今まで取り組んだことのない仕事です。しかも、事業コンサルタントとしては入っていけない領域に、人材エージェントとしては入っていけます。どういう人を求めるかという話になると、経営者自身の人物像を含め、個人の話に深く入っていくことがあります。また、各業務の領域で、経験豊富な多くの候補者の方から話を聞くことになります。こういった経験がコンサルティングにフィードバックされることで、より深みのある仕事ができるようになると感じています。

やりがいはたくさんあります。数ヶ月間の業務サポートというかたちで、オーナー企業の後継者支援のために半常駐する案件がありますが、すぐ身近に経営目線を感じて取り組むことは何事にも代えがたい経験です。 JHRが扱う案件の中では事業承継の局面にあるものが少なくありません。同じような案件を担当している同僚と進捗状況を報告し合いながら、他の成功ノウハウを共有できるありがたさがあり、仕事を進めるための原動力になります。

クライアント企業に半常駐するワークスタイルとは

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私は半常駐というかたちで地方のクライアント企業のお手伝いをしています。実際に働いてみると、仕事と生活の距離がすごく近いことが実感できました。地域の祭りの話でクライアント企業の方々が盛り上がっているのを見たりするとうらやましいですね。東京の職場とは大きく違う世界を楽しんでいます。

東京の本社に出勤する場合は、他の人同様に朝9時半からオフィスに入り、デスクワークや面談をしています。以前の職場に比べて帰宅時間は早くなったと思います。会社全体を見渡しても、夜の面談や提案の直前でもない限り、あまり遅くまで仕事をしている人はいません。人材活用に取り組む会社ですから、職場環境への配慮は進んでいます。

これからJHRで働こうとする人には、ここは責任も大きいが裁量も大きくて、興味を持って関わろうとすれば、いろいろなことに関われるところだということを伝えたいですね。それだけに、興味の幅が広く、積極的に取り組めて、人とダイレクトに向き合える人には、とても面白い職場だと思います。もちろん、地方企業の面白みを理解して、そこに人材を招き入れ、地方創生の一翼を担いたいという気持ちは必要ですが、それさえ忘れなければ、仕事の幅を大きく広げるきっかけになると思います。

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株式会社日本人材機構

佐藤 祐司

1978年千葉県出身。千葉大学・同大学院を修了。公認会計士。中央青山監査法人、PwCあらた監査法人で監査業務、株式会社スピアヘッド・アドバイザーズでコンサルティング業務を経験する。2016年9月より現職。

地方企業を元気にする仕事に、ワクワクが止まらない

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